MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【停車場ストーリー】JR成田線・佐原駅 情緒豊かな「北総の小江戸」 (1/2ページ)

2008.6.7 09:05
このニュースのトピックス停車場ストーリー
「佐原駅」ののれんが掛かる駅舎入り口。旧市街地の家々とも調和したレトロな格子が特徴だ=千葉県香取市佐原イ「佐原駅」ののれんが掛かる駅舎入り口。旧市街地の家々とも調和したレトロな格子が特徴だ=千葉県香取市佐原イ

 江戸情緒豊かな町並みが残る千葉県香取市佐原(さわら)地区は江戸時代、日用雑貨から装飾品まで利根川水運を利用したさまざまな商品の集積地として知られ、「江戸勝(まさ)り」と称されるほど栄えたという「北総の小江戸」。利根川べりの旧市街地の中心部にたたずむ木造の駅舎に、青地に白文字の駅名が記されたのれんをくぐって入ると、駅舎からも往時の息づかいが伝わってくるようだった。

動画はこちら(産経PODCAST)

 佐原駅は明治31(1898)年に当時の成田鉄道の駅として誕生。大正9(1920)年4月に改築され、成田鉄道は同年9月に国鉄成田線となった。昭和初期にかけ、駅の貨物取扱量は千葉随一だったという。県内のJR駅でわずか3駅という珍しい「0番線ホーム」もある。

 駅舎の外装は昨年1月、県とJR東日本などの観光キャンペーン「千葉デスティネーションキャンペーン」に合わせ、小江戸の町並みにとけ込むようなイメージで改装された。梁など多くは成田鉄道の駅舎に使われた材料をそのまま使った。駅事務室天井の高さは5メートルを超え、蛍光灯が照らし出す室内はレトロな雰囲気だ。

 駅舎正面には旧市街地の家々に見られる高さ約5メートルの格子を駅舎を覆い隠すように設置。夕闇が迫ると、格子に約2メートル間隔で設置された13個の行灯に明かりがともり、屋根の木製の駅名板がライトアップされる。山本誠駅長(57)は「のれんや格子で演出した外観が注目されるが、観光で訪れたお客さまのため『駅からマップ』を用意したり、駅員全員が周辺の名所を詳しく説明できるようにしたりと、地域密着型の観光駅の役割を意識している」と話す。

このニュースの写真

「佐原駅」ののれんが掛かる駅舎入り口。旧市街地の家々とも調和したレトロな格子が特徴だ=千葉県香取市佐原イ
キオスクの前にものれんが掛かる小粋な駅舎
ご覧の通り、駅前には常にタクシーが待機しており、スピーディーな移動には便利だ
土蔵造りの商家や千本格子の町家が残る、小野川沿いの江戸情緒豊かな旧佐原市街地
0番線ホームに入ってきた鹿島線の電車
夕暮れ時にライトアップされる駅名板と、明かりが灯る格子の上の行灯
天井が5メートルを超えるレトロ調の駅事務室
1番線ホームに到着した成田線の上り電車
0番線に鹿島線、1番線に成田線の電車が到着
駅舎内に入ると、のれんを通り抜けてくる風が実にさわやかだった
雨中、アスファルトに映える行灯の明かりが情緒を醸し出す
旧佐原市街地の中心部を流れる小野川沿いに建つ伊能忠敬旧家
伊能忠敬旧家。忠敬は佐原の誇りであり、貴重な観光資源でもある

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。