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【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(71)妻の老後対策 (1/2ページ)

2008.6.6 08:15
このニュースのトピックス団塊の世代

 ふと気がついたのだけれど、団塊世代に最近、セカンドハウスを持ち始める人が多い。

 長年住んだ一戸建てのマイホームのほかにもうひとつ。交通便利な場所にこぎれいなマンションなどを持って、家族があっちの家とこっちの家を行ったり来たりなんかしている。

 ウサギ小屋住まい、などと日本人がいわれていた時代のことを思うと、な、なんとぜいたくな、と感心してしまう。

 しかも、この層は、格別富裕層というほどでもない。中の上。夫がそこそこの企業のサラリーマンで、目下定年を迎えている世代だ。

 聞けば、すでに家のローンは完済している。でも、退職金を低利子の預金に回しても得策ではないし、下手に夫がお金を運用して失敗されるのも危ないし…。

 という事情の中で、「ねえ、ねえ、だったらマンションでも買っておかない?」という妻の強力な提案で、そういうことになってしまうらしいのだ。

 ある知人は言う。

 「だって先が長いんだから、60代で年金暮らしを始めるのは駄目よ。夫には、マンション購入という負荷をかけて第二の職場でせめて70歳までは働いてもらいたい。それに…」

 そう、それに…、いずれ夫が先に亡くなって、妻は女の1人暮らしになる予定。その時は、一戸建てを売却して、「私は便利なマンションで1人暮らし」というつもりもあるらしい。

 つまりは、妻の老後対策。

 なにしろ、子どもには介護を期待できない世代である。ここは自分の資産を今のうちにしっかり確保し、いずれは、この資産を全投入して、老人ホームにでも入らなきゃならないじゃない?ということのようだ。

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