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【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】ポーラ「ホワイトショット」

2008.5.23 08:15
「リピーターに支えられています」と話す二宮恭子さん=東京・西五反田のポーラ本社「リピーターに支えられています」と話す二宮恭子さん=東京・西五反田のポーラ本社

 ≪半年で美白効果を実感≫

 白い肌になりたいという女性の願いに応えて登場したのが、ポーラの「ホワイトショット」だ。発売は平成10年。昨年末までに累計310万本が売れ、美白市場のロングセラー商品となっている。「シミ防止に効きます」。開発を担当した商品企画部課長の二宮恭子さんは胸を張る。

 無香料、無着色。アレルギーテストによって、安全性にも配慮。「水のようにサラサラで、飽きのこない感触に仕上げました」

 今年3月、レギュラーサイズの3倍の容量(75ミリリットル)が入ったタイプを発売した。「早い人なら効果は1週間で表れますが、美白を実感するには半年ほどかかります」

 美白商品は昭和27年から販売してきた。他社が夏目雅子さんをCMに起用した化粧品をヒットさせた1970年代のように、小麦色の肌がもてはやされていた時代にも美白クリームを発売。美肌にこだわり地道に研究を重ね、ルシノールというホワイトニング成分が、シミの原因となるメラニンの生成を抑えることを発見した。それを配合して売り出したのがホワイトショット。

 発売前から、現場の販売担当者に「よく効くすごい商品」とのうわさが広がり、「発売1週間もしないうちに50万本が売れ、商品企画部も大忙しでした」と振り返る。

 美白が注目され始めたのは90年代。今もブームは続き、スキンケア市場の3割は美白市場だという。

 「女性は白くなりたい。色白が美人という意識があります」

 商品発売後、販売を担当するポーラレディを集めた各地での研修会で、商品の特徴について何度か話す機会があった。会を重ねるごとに、すでに使用していた女性たちがお互いに「肌が白くなったね」と、うれしそうに話をしているのを見かけた。「その言葉を聞いて胸が熱くなりました。喜んでもらえることが一番うれしい」。二宮さんはその感動を力にして新たな商品開発に臨んでいる。(渋沢和彦)

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「リピーターに支えられています」と話す二宮恭子さん=東京・西五反田のポーラ本社
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