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【Re:社会部】笑うな 行く道だもの
このニュースのトピックス:少子・高齢化社会
門外漢ながら介護問題の取材を始めて半年。介護の現場では、担い手となる介護士の質の低下や離職率の高さが深刻な問題になっています。
記事を出してから数日後、読者の方から「介護と看護の連携のためのマニュアル」と題した冊子が届きました。
「介護保険制度が施行され、訪問介護サービスが一気に膨張しました。質は後回しで(中略)どこから手を着けたらいいかわからない状態です」と送り主。冊子には高齢者の生活を支えるという共通目標のため、介護職と看護職が連携する具体的方策が紹介されていました。
「福祉の仕事に熱意がある若者に、自信をもって介護業者への就職を薦められずにいます」「介護士個人の努力と善意だけに頼っているシステムは根底から考え直すべきではないでしょうか。やがては必ず自分のことになるのです」
ネットでも多くの声が寄せられ、誰もが介護とは無関係ではいられない現実を改めて実感しました。
〈子供叱(しか)るな/来た道だもの/老人笑うな/行く道だもの〉
幼いころ、近くの寺に張られていたこの言葉。親に叱られたら「子供叱るな」と言い返してやろうとそらんじた文句ですが、今は後段の言葉が胸に突き刺さります。(摩)