ニュース: 生活 RSS feed
【集う】NHK長老OB 長澤泰治氏出版パーティー
NHK大河ドラマの“生みの親”で、元専務理事の長澤泰(たい)治(じ)さん(92)が取材経験や歴代会長の人物像など、秘話をつづった「NHKと共に七〇年」(藤原書店)の出版記念パーティー。NHKのOBら約350人が駆けつけた。
大河第1作「花の生涯」(昭和38年)でヒロインを演じた女優の淡島千景さんも発起人の1人。「お目にかかったことはめったにございませんでした。今日、やっとお礼を申し上げられた」と感激しきり。
長澤さんは社会部長など報道畑が長かったが36年、突然、芸能局長を任される。そこで発案したのが、全盛のスターを総動員し、日曜夜に家族で楽しめる、映画に対抗する大型ドラマの放送。当時は映画会社の力が強く、人気映画俳優のテレビ出演は禁止だった。しかし、長澤さんは部下とともに映画会社や俳優を説得して回り、「花の生涯」を実現させた。同書には、こうした過程が赤裸々に明かされている。
第2作「赤穂浪士」も大ヒット。第3作「太閤記」の演出は後輩の吉田直哉さんが任された。どうすれば当たるか、大いに悩む吉田さん。そのときの長澤さんの助言が実に豪快だったという。「美空ひばりを忍者役で出演させ、木からぶら下げれば必ず当たる」
壇上では長澤さんの人望をたたえる発言が続いた。発起人代表の川口幹夫元会長は「人間性が好き」。海老沢勝二元会長も「厳しい半面、人に尽くす精神でNHKの骨格を作り上げ、親分と尊敬している」。
長澤さんは「本を出すのはノーだった。90になり、一節一行に『同感だ』と言われたいばかりに、書こうと決心した」と出版に感無量のようす。NHKの現状にも言及し「悪戦苦闘のようだ。福地(茂雄)新会長は存じ上げないが期待している。才、知、徳が備わっていなければ務まらない。早く具体的に手を打ってほしい」。杖(つえ)をついての登壇だが、年齢を感じさせない熱弁だった。(草下健夫)
関連ニュース
- 【集う】NHK長老OB 長澤泰治氏出版パーティー
- 【集う】全日本きものコンサルタント協会第40回総会(14日・帝国ホテル 孔雀の間)
- 【集う】チベット亡命政府駐日代表が講演(11日、横浜市港北区のスペース・オルタ

- 【鉄道ファン必見】レアもの集う 「綾瀬駅」に注目!

- 【集う】オスカー・ピーターソンに捧ぐ(4月21日、東京都港区のカナダ大使館)

- 【集う】イタリア映画祭前夜祭(4月30日、東京千代田区のイタリア文化会館)

- 【集う】「初代駐日ポーランド大使タデウシュ・ロメル展」内覧会(4月25日、東京都目黒区のポーランド大使館)

- 【集う】石平さんの今後の活躍を励ます夕べ(4月25日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ケ谷)
