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ツキノワグマの心拍数、呼吸数は冬眠時も不変 石川県がデータ収集に初成功 (1/2ページ)
あまり知られていない自然のツキノワグマの冬眠穴を石川県白山自然保護センターが同県白山市の山中で突き止め、冬眠中のクマの心拍数や呼吸数などのデータ収集に初めて成功した。1年の調査後に自動的にクマから外れるはずだった衛星利用測位システム(GPS)機能の発信機付き首輪が外れないまま冬眠に入ったおかげで、先月下旬には冬眠明けして活動を開始したことも確認。自然状態の冬眠中のクマの調査に成功した事例は全国的にもほとんどないという。
同センターは人里に出没するクマの行動を調査するため、平成18年9月に白山市内で10歳だったメスのツキノワグマを捕獲。首輪を装着して自然に戻し、行動範囲などを追跡調査していた。
発信機では3時間おきの位置データ、5分ごとの活動量などを記録することができ、装着後約1年のデータを収集後には自動的に外れるようになっていたがその後も外れず、微弱な電波を発信し続けた。昨年12月に動かなくなったため、付近を捜索して冬眠穴を発見した。