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38歳男性自転車で全国一周 休職、妻残し「今しかできない」
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会社を1年間休職し、妻を残して長年の夢だった自転車での全国一周を目指している男性がいる。「今しかできない」と40歳を前に決断、昨年10月に出発しての1人旅は約半年で西日本をほぼ回り、10日は兵庫県内を走行中。「気ままな旅ですが、旅先での人の親切がうれしい」と日焼けした顔で笑う。
男性は、茨城県北茨城市の会社員、高木優昌(まさよし)さん(38)。地元でプレス金型の設計を担当し、妻のひさ子さん(35)と2人暮らし。
以前から「長期の旅がしたい」が長年の夢だったが、会社で一度にとれる長期休暇は10日ほど。しかし、思い描くのは1年をかけた長期の旅。「自力の旅ができるのは気力、体力的にも40歳までが限界」と思い、長旅にチャレンジすることを決断したという。会社にクビを覚悟で理由を説明すると、「休職扱い」にしてくれたという。
その後、知人から古いが頑丈な自転車を譲り受け、テントや寝袋、鍋などを積んで出発。3度の食事は自炊を基本に、1カ月5万円で暮らしている。
茨城を出発後、太平洋沿岸を南下して、大阪から四国へ。八十八カ所のお遍路コースのうち、43カ所を回ってフェリーで九州から沖縄へ。北上して再び九州に入り、日本海側を走って今月6日に鳥取県から兵庫県豊岡市に入った。
1日の走行距離は平均約50キロ。気に入った場所では連泊し、携帯電話でブログに旅先での出合いや出来事をつづった「日記」を書き込むことで、ひさ子さんには「元気でいることを伝えている」という。
今後、四国にわたって残る45カ所を回ってから本州の日本海側を北上、10月ごろには茨城県に戻る予定で、「一周を達成したら、必ず家庭と会社員生活にもどります」と話した。

