ニュース: 生活 RSS feed
業界初の技術コンテストで優勝 「エステ王子」誕生 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:ダイエット・エステ
≪優勝した小野浩二さん≫
■「男性の存在アピール」
小野さんは大学の体育学部を卒業後、男性エステティシャンの第一人者を目指して男性専用のエステサロンに入社した。「健康産業はこれから伸びる業界」と考え、両親の反対を押し切り、別の会社の内定を辞退しての決断だった。同時期に入社した約50人のうち、男性は4、5人。ほかの男性はすぐに辞めたが、小野さんは両親への意地もあり、辞められなかったという。
仕事は主に中高年男性の脱メタボ対策としてのマッサージ。サロンの店長時代に出身大の大学院に進学、生活習慣病やダイエットをテーマにサウナやエステ機器の効果の研究を行った。
今は、エステティシャンなどを養成する町田・デザイン専門学校(東京都町田市)で専任講師を務めるほか、新しいマッサージ技術の開発も行っている。エステティシャンとしての施術は依頼があれば行うが、施術料は90分3万5000円。施術機会が少ないとはいえ、マメやささくれができないよう手の手入れは欠かさない。
コンテストへの出場は、男性エステティシャンの存在をアピールしたいとの思いもあった。「エステ王子」の呼び名は、小野さん自身がコンテスト優勝時にジョークのつもりでいったもの。小野さんは「男性の方が手が大きく、力が強いなどマッサージをする上でいい面もある。エステ業界はまだ過渡期で課題も多いが、信頼される業界になるよう頑張りたい」と抱負を述べた。

