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世界初 熱電発電ビーグル開発に成功 大阪産大
ガスの燃焼エネルギーから直接発電して走行する電気自動車「熱電発電ビークル(TEGV)」の走行試験に成功したと、大阪産業大学(大阪府大東市)が9日、発表した。
熱電発電は、半導体の表裏の温度差を利用する発電技術。焼却炉に取り付けて排熱で発電し、炉自体の電力をまかなう装置など、メーカーや研究機関が競って開発に取り組んでいる。
今回のビークルは、ガスを燃焼させて発電装置の片面を加熱し裏面を水冷することで電力を得てモーターを回す仕組みで、熱電発電をエネルギーとした初の自動車になるという。
全長約2メートル、全幅約1・1メートル、重さ約96・5キロの車両で、最高出力は150W。最高時速は20キロで1人乗り。通常の電気自動車よりも小型のバッテリーで、最高で2時間程度走行できるという。
山田修教授(54)(材料科学専門)の研究チームが1年がかりで完成させた。山田教授は「ボディの軽量化や装置の出力を上げることで、数年後には時速100キロで長時間走行できるビークルを目指す。将来タンクにゴミを入れて走る未来の車が実現するかもしれない」としている。

