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バラは万能な女王様 観賞も、美容も、食用も (2/2ページ)
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バラ人気は観賞に限らない。約300種類のドライハーブなどを扱う「生活の木」(東京都渋谷区)でも化粧水やアロマオイル、水などで薄めて飲むハーブコーディアルなどバラを使った商品が充実している。
バラを使った化粧品は花びらに水蒸気を当て、香りをバラから蒸気に移して作られる。これを冷却すると、水と油に分離するが、油の部分がエッセンシャルオイル、水の部分の芳香蒸留水が美容液や化粧水の素材となる。1ミリリットルのエッセンシャルオイルに約3キロのバラの花が必要なため、他の植物に比べてバラの化粧品は高めだが、それでも常に売り上げの上位を占める。同社販売促進本部・安田昌史マネジャーは「バラの香りは優美な外見の割にさっぱりとしているところが好まれるのでは」と分析する。
このほか、7種類の独自のバラを使った資生堂のスキンケアシリーズ「ばら園」も人気。さらに今年9月下旬、翻訳家の伊藤緋紗子さんが手がけたローズスキンケア「ネ・ラ・ローズ」が発売されるなど、美容の素材としてもバラは重宝されている。
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一方、食材としてのバラの魅力を紹介しているのが東京都品川区のサロン「ローズ・ガーランド」(www.pepian.com)。昨年から月に数回、食用バラの試食やオードブルを作る講座を開催している。料理好きの人やホームパーティーの準備のために受講する男性も増えているという。
同サロンを主宰する食文化研究家の久木倫子さんによると、食用バラは赤、黄、オレンジ、白、ピンクの5色で味や食感はさまざま。講座ではホタテとバラのシーフードサラダや雑穀の団子をバラの花びらで飾ったお菓子などを紹介している。久木さんは「バラは食物繊維などが含まれ体にいいし、飾るとぐっと食卓が華やかになる。自分が普段作る食事に気軽に使ってほしい」と話す。
見てよし、美容によし、食べてもよし。バラは万能な花といえるかも。


