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トレイルランニング、静かな人気 大自然の中を駆ける (2/2ページ)
入門コースから上級コースまで、年30回以上のツアーを開催する「セブンヒルズアドベンチャー」(川崎市、(電)044・833・3060)によると、参加者は20代から高齢者まで幅広く、うち半数は女性だという。同社の池ヶ谷誠代表は「新鮮な空気のなか、自然との一体感を楽しめる爽快感や達成感は格別。都会で働く人には何よりのリフレッシュになります」と話す。
舗装道路を走るマラソンはタイムを意識して走るが、トレイルランニングはあくまでも山を楽しむスポーツ。立ち止まって景色を眺めてもいいし、上り坂では歩いてもかまわない。ひざを痛めないよう下り坂では速度を落とすなど、初心者は無理をせず自分の体力や体調にあわせて走ることが大切だ。
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■登山道や林道…「マナー守って」
一般の舗装道路ではなくアップダウンの激しい山道を走り抜けるトレイルランニング。自然の中でのスポーツだけに、さまざまな注意が必要だ。
「基本的には登山と同じ気構えが必要です」と池ヶ谷さんはアドバイスする。「ウエアは、多少暑くてもケガや虫刺されを防ぐため、長袖と足首までのロングのパンツがおすすめ。自分が走っているルートを把握する地図と救急用品、最低限の食糧、飲料を持参してほしい」
最近はランナーの増加に伴って、同じコースを歩くハイカーや山岳関係者から「登山道が荒れる」「追い越しが危険」といった指摘もある。
こうした意見に対し、「トレイルランナー」編集担当の新庄雅文さんは「トレイルランニングは山を楽しむ新しいスタイルのスポーツ。歩くか、走るかの方法は違っても、自分の足で山頂を目指すという目的は共通。ランナーは山の先人であるハイカーの迷惑にならないようルールやマナーを守って」と呼びかける。
すれ違うときはあいさつする。後ろから追い越すときは相手を驚かせないよう声をかける。植物や環境を守るために道を外れない、ゴミを持ち帰る。基本的なマナーをしっかり頭に入れて、いざ、新緑の山へ−。


