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【クロ−ズアップ】どうなる コーヒー大戦争 高級100円のマック、カフェ系に宣戦 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
■業界構造“破壊”
日本マクドナルドが2月に全国発売した高級豆使用の「100円コーヒー」が引き金となり、スターバックスなどカフェ系の専門店チェーンとの“コーヒー戦争”が勃発(ぼっぱつ)している。コーヒー豆の高騰でカフェ系が相次ぎ値上げするなか、マックが味わいと低価格の両立で殴り込みをかけた格好だ。カフェ系は「おいしさも店の雰囲気も違う」と表面的には余裕をみせるが、一足早く“開戦”した米国では根こそぎ客を奪われており、警戒感を強めている。(佐藤克史、松岡朋枝)
≪売れ行き前年比3倍≫
「コーヒーを目当てにマックを利用するようになりました」
日本マクドナルドホールディングスは、来店客からのこんな声に「してやったり」の手応えを感じている。
「コーヒーをてこ入れする」という原田泳幸社長の大号令のもと、マックは2月15日にブラジルやコロンビア産など4種類の上質な豆をブレンドした1杯100円の「プレミアムローストコーヒー」の全国発売に踏み切った。
コーヒーは主力メニューのハンバーガーとセットという位置づけで盲点になっていた。原田社長は「コーヒーの品質を上げ集客力を高めれば、ハンバーガーなどの売り上げも伸びる」と考えた。
使用する豆を厳選すると同時に、店ごとに7種類あったコーヒー抽出機も1種類に統一し、どの店でも同じ味わいで提供できるように改めた。
効果は予想以上だった。発売開始から3月21日までの1カ月強で3000万杯を突破。コーヒーの売れ行きは前年の3倍近いペースという。
「早朝や昼過ぎなど比較的混雑しない時間にコーヒーだけを注文するお客さまが目立つようになった」(コミュニケーション部)
実際、コーヒーを購入する来店客は従来の1000人当たり200人から250人に増えた。

