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上野動物園最後のパンダ「リンリン」死亡 22歳7ヶ月

2008.4.30 12:20
このニュースのトピックス動物園・水族館
パンダ「リンリン」が死亡した。上野動物園を訪れた子供たちの前には、リンリンの写真が遺影のように置かれていた=30日午後、東京都・上野動物園(中川春佳撮影)パンダ「リンリン」が死亡した。上野動物園を訪れた子供たちの前には、リンリンの写真が遺影のように置かれていた=30日午後、東京都・上野動物園(中川春佳撮影)

 上野動物園(東京都台東区)でただ1頭のジャイアントパンダ、リンリン(オス、22歳7カ月)が30日朝、死んでいるのが見つかった。同園によると、死亡推定時刻は午前2時ごろ。病理解剖の結果、死因は心不全だった。リンリンは昨夏ごろから体調不良の状態で、今月29日から治療に専念するため展示を中止したばかりだった。

 同園によると、午前7時ごろ、飼育担当者が展示室を見回った際、リンリンがあおむけで死んでいるのを発見した。連絡を受けて、確認した小宮輝之園長は「大往生という感じで、安らかに死んでいたと思う。今はただ、冥福(めいふく)を祈りたい」と話している。

 リンリンは昭和60年、北京動物園生まれで、平成4年に来日。人間でいえば70歳相当で、昨年夏ごろから食欲が落ち、動きも鈍くなっていた。もともとパンダは動きの少ない動物だが、最近は“寝たきり”状態だったという。

 繁殖のため過去3回、メキシコに貸し出されており「フライングパンダ」とも呼ばれた。小宮園長は「世界中で一番飛行機に乗ったパンダ。大変苦労をかけたと思う」と振り返る。

 同園ではリンリンの葬儀を行う予定はなく、9月の同園で行われる動物慰霊祭で、他の動物と一緒に慰霊する予定という。

 リンリンの死亡で上野動物園からパンダはいなくなった。中国の胡錦濤・国家主席の来日を控え、日本側はパンダの雄、雌の1頭ずつを借り受けたい意向を示しているが、同園では「外務省に相談しているが、まだ情報はない。機会があれば飼育にチャレンジしたい」としている。

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パンダ「リンリン」が死亡した。上野動物園を訪れた子供たちの前には、リンリンの写真が遺影のように置かれていた=30日午後、東京都・上野動物園(中川春佳撮影)
 死亡したジャイアントパンダの「リンリン」=平成19年6月19日(上野動物園提供)
上野動物園の雄パンダ、リンリン(東京動物園協会提供、撮影日は2004年8月2日)
ジャイアントパンダの「リンリン」=上野動物園(平成14年10月26日、大井田裕撮影)
ジャイアントパンダの「リンリン」=上野動物園(平成14年10月26日、大井田裕撮影)
メキシコのチャプルテペック動物園へ貸出しされるパンダのリンリン(平成13年1月15日撮影)
「上野動物園に到着した」パンダのリンリン=1992年11月05日
元気だったころのリンリン
トントンとお見合いのリンリン(右)=上野動物園、1992年11月12日
パンダ舎でササの葉に囲まれるリンリン =東京・上野動物園 
 死亡した上野動物園のパンダ「リンリン」=2005年10月、東京・上野動物園
 パンダ舎の前に供えられた花のそばで手を合わせる子どもたち=30日午前10時45分、東京・上野動物園
 リンリンの死を知って、パンダ舎の前で手を合わせる子どもたち=30日午前10時45分、東京・上野動物園
リンリン死亡を受け、記者会見を開いた上野動物園関係者(右から、小宮輝之上野動物園長、伊東員義飼育課長、橋崎文隆動物病院係長)=30日午前、東京・上野動物園(中井誠撮影)
上野動物園のパンダのリンリン死亡したことを受け会見する小宮輝之上野動物園長=30日午前、東京・上野動物園(中井誠撮影)
上野動物園のパンダのリンリンが死亡し、表門には看板が立てられた=30日午前、東京・上野動物園(中井誠撮影)             」
 パンダのユウユウ(左)とリンリンの写真パネルを交換する楊駐日中国大使(左)と鈴木都知事。後列は拍手する江総書記(左)と宮沢首相=92年4月6日、首相官邸

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