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童謡新聞「ふんふん」創刊 大阪の童話作家
童謡のすばらしさを次代に伝えたい−。童話作家で、日本童謡協会員のもり・けん(本名・吉森正憲)さん(57)=大阪・和泉市在住=が、童謡の普及新聞「ふんふん」を創刊した。発行は月1回、もりさんが幼稚園などの訪問先に無料配布しているが、定期購読を希望する人も増えているといい、“童謡復活”に手応えを感じている。
もりさんは大手絵本出版社に勤務していたが、当時の絵本の作り方にに違和感を覚えて43歳で退社。その後、童話作家の活動のかたわら、得意のハーモニカ演奏を生かし演奏や講演で、全国の幼稚園や学校施設などを訪問した。
その中で日本の童謡を歌えなかったり、童謡を知らない若い親が多いことに気づいた。理由を聞くと「親から歌ってもらったことがない」「学校で歌わなかった」ことがわかった。
「日本の童謡には親や故郷を大切に思う気持ちが表れています。幼児期の情操教育のために童謡は必要」と、もりさんは約10年前から若い親世代に童謡の大切さを訴え続け、このほど大勢に童謡の魅力を知ってもらう方法として「童謡新聞」の発行を決めた。
「ふんふん」はタブロイド判、4ページで、初号(4月号)は1万4000部を発行。内容は童謡「朧(おぼろ)月夜」の歌詞やその月の歳時記、お母さんが子供に教えてほしい草花遊び、子供が喜ぶ春の弁当づくりなどを紹介。
題字の「ふんふん」は関西弁で「わかった、わかった」という優しく物事を了解したときに使う言葉で、モンゴル語で「HUN」は人という意味。編集はもりさんと約10人のスタッフがあたり、先日は2号(5月号)として1万8000部を発行した。もりさんは「祖父母、子、孫の世代が一緒になって歌えるのは童謡。童謡のよさを知った若い世代からの定期購読が増えています」と話している。
定期購読は年間1500円(送料込み)。申し込みはH・U・N企画((電)06・6352・8005)。

