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【停車場ストーリー】JR上越線・土合駅 “地底”70メートル 日本一のモグラ駅 (1/3ページ)

2008.4.26 08:22
このニュースのトピックス停車場ストーリー
谷川岳の玄関口として、かつて多くのハイカーでにぎわった土合駅。駅舎は赤い三角屋根の山小屋風デザインだ=群馬県みなかみ町湯桧曽谷川岳の玄関口として、かつて多くのハイカーでにぎわった土合駅。駅舎は赤い三角屋根の山小屋風デザインだ=群馬県みなかみ町湯桧曽

 群馬、新潟の県境を越えるJR上越線のローカル列車は、谷川連峰を貫く新清水トンネル(全長13.5キロ)に入ると徐々にスピードを緩め、コンクリートの壁に覆われた薄暗いホームに停車する。

 土合(どあい)駅の下り線ホームは、地上の改札口から約70メートルの“地底”にある「日本一のモグラ駅」だ。地上に上がるには、長細いかまぼこ型の通路内に一直線に延びる階段を登らなければならない。

 段数は486段で、成人男子が休まずに登っても10分程度はかかる。踊り場ごとに5人掛けの休憩用のベンチが数カ所設置されていて、足腰への負担がかなりあることをうかがわせる。

 地底ホームは昭和42(1967)年9月、上越線複線化を目的に建設された新清水トンネル(下り線)の開通と同時に誕生した。地上にある従来のホームは上り列車用となり、地底ホームには1日5本の下り普通列車が発着する。

 日本百名山に数えられる谷川岳(1977メートル)の玄関口に当たり、乗降客の多くはハイカーたちだった。このため、完成当時の工事関係者が「谷川岳に登るのに、これぐらいの階段で疲れるようじゃだめだろう」と語ったという。

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谷川岳の玄関口として、かつて多くのハイカーでにぎわった土合駅。駅舎は赤い三角屋根の山小屋風デザインだ=群馬県みなかみ町湯桧曽
地底ホームに掲げられた看板とエスカレーター設置予定のスペース(左)
地底にある下りホームに続く462段の階段を撮影する女性観光客。ホームは約70メートルの“地底”にある。階段は隠れた観光スポットだ
486段の長い階段を下りてきたハイカー
“地底の下りホームで”記念撮影する人(左)と谷川岳帰りのハイカー
“地底ホーム”に1日5本だけ停車する下り列車。下りホームは新清水トンネル内にあるため、とても暗い
家族連れの観光客も下りホームを目指す。486段の階段は、まるで奈落の底に落ちるような錯覚に陥る
下りホームから階段を上がりきると、今度は通路が続く。駅舎までいくには、さらに階段をあがる
かつて多くのハイカーでにぎわった改札口。無人化された今は1つしか使われていない
残雪の谷川を望む地上の上りホーム
谷川岳のハイカーでにぎわう上りホーム
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