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【停車場ストーリー】JR上越線・土合駅 “地底”70メートル 日本一のモグラ駅 (1/3ページ)
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群馬、新潟の県境を越えるJR上越線のローカル列車は、谷川連峰を貫く新清水トンネル(全長13.5キロ)に入ると徐々にスピードを緩め、コンクリートの壁に覆われた薄暗いホームに停車する。
土合(どあい)駅の下り線ホームは、地上の改札口から約70メートルの“地底”にある「日本一のモグラ駅」だ。地上に上がるには、長細いかまぼこ型の通路内に一直線に延びる階段を登らなければならない。
段数は486段で、成人男子が休まずに登っても10分程度はかかる。踊り場ごとに5人掛けの休憩用のベンチが数カ所設置されていて、足腰への負担がかなりあることをうかがわせる。
地底ホームは昭和42(1967)年9月、上越線複線化を目的に建設された新清水トンネル(下り線)の開通と同時に誕生した。地上にある従来のホームは上り列車用となり、地底ホームには1日5本の下り普通列車が発着する。
日本百名山に数えられる谷川岳(1977メートル)の玄関口に当たり、乗降客の多くはハイカーたちだった。このため、完成当時の工事関係者が「谷川岳に登るのに、これぐらいの階段で疲れるようじゃだめだろう」と語ったという。











