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昭和の残影 上野の老舗レストラン「聚楽台」閉店 

2008.4.21 23:37
このニュースのトピックス歴史問題・昭和史
上野のシンボルだった大看板が輝くのも最後となった=21日午後10時すぎ(撮影・玉崎栄次)上野のシンボルだった大看板が輝くのも最後となった=21日午後10時すぎ(撮影・玉崎栄次)

 昭和の面影が郷愁を誘い人気を博すも、建物の老朽化のため閉店した東京・上野の老舗レストラン「聚楽台(じゅらくだい)」。閉店日の21日には、懐かしの味や店内を記憶に留めようと押し寄せた約3000人の客で、終日にぎわった。午後10時の閉店時間を迎え、名残を惜しみながら思い出の店を後にする客の一人一人を、鶴田文三店長(51)ら従業員が感謝の言葉で見送った。

 千葉県船橋市から訪れた斎藤俊行さん(50)は、「今日は午後7時に仕事を終えて、駆け込んだ。最後の最後に来られてよかった。まだまだ営業できそうに思うけど、やっぱりだめなのかな。寂しくなる…」と肩を落とした。

 閉店間際には、名残を惜しむ大勢の客が、レトロな店内を背景に記念撮影。常連客と従業員とが、抱き合う姿も見られた。

 「お客さまと従業員とが一体になってやってきた店なんだなと心底感じた。2年半後に営業を再開しても、またここで働きたい」。

 鶴田店長は最後の客を見送り、感慨深げにそう話すと、従業員とともに早々と閉店作業に取りかかった。

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上野のシンボルだった大看板が輝くのも最後となった=21日午後10時すぎ(撮影・玉崎栄次)
最後の客が店を後にすると、店長自ら、立て札を片づけた=21日午後10時すぎ(撮影・玉崎栄次)
上野の老舗レストラン「聚楽台」の閉店当日、思い出の味を堪能しようと異例の数の客が詰めかけ、店内には空席待ちの客で大行列ができた=21日(撮影・玉崎栄次)
建物の老朽化のため、21日で閉店することになった上野の老舗レストラン「聚楽台」、名物の大看板の塗装もすっかりはげ落ちた=11日
建物の老朽化のため、21日で閉店することになった上野の老舗レストラン「聚楽台」、名物の大看板の塗装もすっかりはげ落ちた=11日、(撮影・玉崎栄次)
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