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昭和の残影 上野の老舗レストラン「聚楽台」閉店
このニュースのトピックス:歴史問題・昭和史
昭和の面影が郷愁を誘い人気を博すも、建物の老朽化のため閉店した東京・上野の老舗レストラン「聚楽台(じゅらくだい)」。閉店日の21日には、懐かしの味や店内を記憶に留めようと押し寄せた約3000人の客で、終日にぎわった。午後10時の閉店時間を迎え、名残を惜しみながら思い出の店を後にする客の一人一人を、鶴田文三店長(51)ら従業員が感謝の言葉で見送った。
千葉県船橋市から訪れた斎藤俊行さん(50)は、「今日は午後7時に仕事を終えて、駆け込んだ。最後の最後に来られてよかった。まだまだ営業できそうに思うけど、やっぱりだめなのかな。寂しくなる…」と肩を落とした。
閉店間際には、名残を惜しむ大勢の客が、レトロな店内を背景に記念撮影。常連客と従業員とが、抱き合う姿も見られた。
「お客さまと従業員とが一体になってやってきた店なんだなと心底感じた。2年半後に営業を再開しても、またここで働きたい」。
鶴田店長は最後の客を見送り、感慨深げにそう話すと、従業員とともに早々と閉店作業に取りかかった。
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