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江戸時代の絵師、伊藤若冲の屏風、光の当て方で色が変化する技法使用
華麗で精密な花鳥画で有名な江戸時代の絵師、伊藤若冲の代表作「鳥獣花木図屏風(びょうぶ)」に、光の当て方などで動物や鳥の羽の色を変化させる技法が用いられていることが分かり、京都嵯峨芸術大のジョー・プライス客員教授が19日、同大学の公開講座で発表した。
若冲独特の工夫の一種とみられ、江戸時代の絵師の技術や作風を考える上でも貴重な発見。
屏風は六曲一双で同客員教授の所有。3年前に自宅で気付いたという。屏風に横から光を当てたり、見る角度を変えたりしたところ、左隻に描かれた鳥の羽の色や右隻の動物の色が黒から灰色になるなど変化した。別の鳥の色も緑から青に変わった。聴講した専門家は「塗られた顔料の効果か、描法によるのかは判断できない」と話している。


