[PR]
ニュース: 生活 RSS feed
【停車場ストーリー】JR東北線・黒磯駅 昭和天皇ゆかりの駅 旅人の記憶に残る通過駅 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:停車場ストーリー
平成2年3月から愛称として使われている「宇都宮線」(JR東北線の上野〜黒磯駅間)の終着駅。三つほど駅を過ぎれば福島県に入る。かつて東北線で北に向かった旅人らにとって、「黒磯駅」(栃木県那須塩原市)は記憶に残る駅の一つではないだろうか。
■動画はこちら→「JR東北線黒磯駅 旅人の記憶に残る通過駅」(産経PODCAST)
この駅を境に南の関東は直流電化、北の東北は交流電化になる。昭和30年代に東北線の電化が進められた際、黒磯以北は送電ロスが少なく、駅間の長い東北地方に適する交流が採用されたからだ。このため、電源の切り替え操作や機関車の交換などで、列車は駅に7分前後停車していた。
現在は、走行中に電源が切り替え可能な列車も登場したため、列車が停車したなつかしい時代の光景にふれることはできないが、貨物列車は昔のままだ。到着するたびに機関車の交換などがあわただしく行われていて、「水色が直流、赤が交流の機関車です。貨物列車は夜間に多く運行されるため、夜も忙しい駅なんです」と、交代で機関車から降りてきた運転士が教えてくれた。
その停車時間を利用して昭和30年代から平成17年まで売られていたのが、那須町の「九尾(きゆうび)の狐(きつね)」伝説にちなんだ駅弁「九尾すし」。ちらしずし風で和洋中の味が楽しめる。特別列車で黒磯駅で下車され、那須町の御用邸に向かわれた昭和天皇は、東北新幹線開通後の昭和63年まで同駅を利用され、「九尾すし」をよくお召し上がりになったといわれている。
現在の天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻はじめ皇族方は新幹線を使われ、手前の那須塩原駅で下車されるため、黒磯駅の利用はほとんどなくなったが、駅舎1階には今も昭和天皇が利用された貴賓室(非公開)が残されている。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]








