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山本寛斎さん「特急」スカイライナーをデザイン 日本の美学を結晶 (1/3ページ)
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成田空港と都心を結ぶ京成電鉄の特急「スカイライナー」。3世代目となる新型車両(平成22年度運行開始予定)のデザインを担当したのは、モード界の大御所、山本寛斎さん(64)だ。専門性の高い公共交通機関で、ファッションデザイナーが外観から内装まで総合的に手がけるのは珍しく、寛斎さんにとっても初の挑戦。国際空港への乗り入れを意識し、「日本人の美学を結晶させた」という「寛斎流・旅の演出」について聞いた。(頼永博朗)
「風」を題材にしたという藍色と白色を基調にしたシャープな外観、同系の色が配されたシンプルな内装。床には日本の伝統柄である市松模様をアレンジし、新ロゴマークには「日の丸」を組み込むなど、新型車両は「日本」を前面に押し出している。「外国人を迎え、また乗っていても日本人であることに誇りを持てるような、速く、かっこいい電車を造ってやろうという気持ち」で取り組んだという。
藍色は藍染めの着物の“粋”を意識した。外観の塗装実験は通常なら2回程度だが、光の加減による色の見え具合を厳密に確かめるため、6、7回繰り返した。「漢字で書ける色の種類は数千もある。日本人はすばらしい色のセンスを持った民族」。こだわりの理由だ。



