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東京国際アニメフェア 量から質へ (2/3ページ)
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解決のために打ち出したのが自前の作品の確保。親会社のソニー・ピクチャーズが06年に作った実写映画「ウルトラヴァイオレット」をアニメ化して、7月に「ANIMAX」で放送する。
<前例なき挑戦>
監督は「あしたのジョー」「宝島」の出崎統氏。制作は米アカデミー賞の候補になった「東京ゴッドファーザーズ」をはじめ、高品質のアニメ作りで海外にも知られるマッドハウス(東京都杉並区)。「日本だけでなく欧米でDVDを売る」(滝山社長)ことで、収益機会を増やせる。続く企画も準備中だ。
今月7日からテレビ東京系で始まった「ソウルイーター」は、午後6時に放送された後、数日のうちに深夜に再放送する“共鳴放送”がウリだ。「深夜ならではの企画も加えて放送する」と制作するボンズ(東京都杉並区)の南雅彦社長。「放送する機会を増やせば、より多くの人に知ってもらえる。夕方に見られないハイターゲット層にも届く」と狙いを語る。
週に100本近いアニメが放送されている日本では、とにかく見てもらうことが最初に必要。大久保篤氏が描くマンガ原作の力も相当に強い「ソウルイーター」だが、ファンをつかみ、大きなビジネスへと育てるためには、前例のないことにも挑戦を辞さない。
ボンズでは03年から手がけたテレビシリーズ「鋼の錬金術師」が人気となり、DVDも100万枚を超えてヒットした。「『鋼』のマンガ原作を出しているスクウェア・エニックスと、次にやりたいと話していたのが『ソウルイーター』。特徴的な絵を持つマンガのひとコマひとコマをどう見せるのかを楽しみながら、映像化に取り組んでいる」。常に高い評価を集めてきた高品質の作画力も合わせて勝負をかける。


