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【三浦隊同行記】鬼門のタンボチェ〜ディンボチェ
【ディンボチェ(ネパール)=木村さやか】14日のナムチェからタンボチェへのキャラバンは、休憩しながらも5時間程度で到着。このあたりはまだ快調で、タンボチェに着けば恒例(?)のベーカリー休憩をして…と元気だったのですが、問題は翌15日のディンボチェへの行程。前回のトレッキングでは、ここで下痢になり、死ぬほど苦しかったのがまざまざと思い出され、食事も少し慎重になりました。
タンボチェに泊まった14日は、近くの水力発電所が水不足のため停電で、食堂も夜は真っ暗。以前活用できたネットカフェも使えず、電話の調子も悪い。することもないので、夜7時半には解散し、シュラフに入りました。
翌朝、ナムチェから下痢が続いている三浦雄一郎さん、藤島さんに加えて、早坂カメラマンも下痢に。私は何とか大丈夫だったのですが、標高が4000メートルを超えるあたりから、空気の薄さがやはり実感されます。身体が思うように動かず、息苦しい。ゆっくりゆっくり歩いても、自分の身体がなんとも頼りないのです。「やっぱり4000メートルがひとつの壁かな」と早坂カメラマンと2人でしみじみ。冷たい風が強くなってきて、ますますつらい。
何とかディンボチェに着いたのは午後4時過ぎ。疲れたので少し休もうとシュラフにくるまったのですが、ひどい悪寒でたまらなく寒い。なんだろうなと思いながらうつらうつらしていたら、急に吐き気がこみ上げ、胃液まで吐いてしまいました。どうも風邪のような症状。「高所ではよくなるから、心配しなくて大丈夫ですよ」と毛利さんに言われ、大丈夫だと言い聞かせるのですが熱も出てきたようで、その夜は何も食べず、リンゴジュースだけ飲んで寝ました。
夜中にはさらに2度吐いてしまい、苦しい夜をすごしました。やはり、タンボチェ〜ディンボチェは鬼門なのか…?


