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【ゆうゆうLife】年金で海外暮らし 病院も保険しだい (1/2ページ)
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その人は80歳だった。ゴールドコーストで暮らしていたが、保険にはまったく入っていないという。「海外旅行保険は必要ですよ。そのお年で、もし病気になったらどうするんです?」と忠告したが、そんな余裕はないよと一蹴(いっしゅう)されてしまった。何かあったら、どうするんだろう。人ごとながら私は心配だった。
一方、こんな友人もいたのである。ゴールドコーストで乗馬ツアーに出かけ、落馬して骨折し、病院に入院することになった。彼は退職後、英会話を学びたいと、留学生ビザを取って渡豪。当然、海外旅行保険に入っていた。病院に運ばれる救急車の中で、まず聞かれたのは保険に入っているかどうか。それは、どんな保険かだった。
保険にはAとBのランクがあり、それによって搬送先が違うという。たまたま彼の保険はAランクにあたったため、私立病院に運ばれ、個室に入院となった。そこではなんと、昼食にワインが出て、「優雅な入院生活だった」と左党の友人は喜んでいたが、Bランクだと、費用の安い公立病院に連れていかれるとか。
ゴールドコーストの公立病院は予算不足。病室も医師も足りず、「ひどい」と評判だった。保険に入っていなければ、高い私立病院は望めまい。公立病院でも、かかった費用を全額、自己負担すると大変なことになる。中年以後の海外旅行には旅行保険は必需品と考えたい。
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