ニュース: 生活 RSS feed
【Re:社会部】「ポテチ」の危機
このニュースのトピックス:流通業界
ポテトチップスといえば、子供も大人もついつい手を出してしまうおやつの定番です。ところがこの人気商品が、材料のジャガイモ不足のため、店頭から姿を消しかねない危機にひんしていた−という話を最近知り、驚きました。
食卓に上るジャガイモが不足しているという話は聞いたことはありません。けれども「カルビー」によると、ポテトチップスの材料となるジャガイモは別なのだそうです。加工、包装して販売されるために、低温貯蔵に耐えられるものでなければならないし、大きすぎても小さすぎてもいけないというのです。
昨年度は24万トンを必要としていたのに、22万5000トンしか入手できなかったために、カルビーは商品1つひとつの量を減らすことで、品切れの危機をなんとか乗り切ったそうです。もちろん、量を減らすことは公表しています。
材料のジャガイモのほとんどは国産。不足の傾向はここ何年も続いています。大きな原因としては作付面積の減少や、生産者の高齢化、後継者不足などが考えられます。言ってみれば、日本の農業の衰退が原因なのです。
ならば輸入を増やせばいいなどと考えずに、ポテトチップスをかじるたび、もっと日本の農業を考えてみなければという思いが募ります。(蝉)