MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【街物語】(19)人気沸騰!7人のがばいばあちゃん (1/3ページ)

2008.4.13 09:48
このニュースのトピックス街物語
がばいばあちゃん7人組の「GABBA」(ガバ)。佐賀県武雄市の観光ポスターに使われた写真がこれだ。(武雄市観光課提供)がばいばあちゃん7人組の「GABBA」(ガバ)。佐賀県武雄市の観光ポスターに使われた写真がこれだ。(武雄市観光課提供)

 そろいの手拍子が、ずれてしまう。せっかく覚えた振り付けを、思いだせなくなることがある。それでも前奏が流れると、懸命に踊り始める。

 「何もせんで待っとるだけでは、気合が出んとよ」

 永松栄子(81)と石橋キミエ(80)は、そういって立ち上がると、声をそろえて歌い、大きく腕を振った。

 島田洋七の大ヒット小説「佐賀のがばいばあちゃん」のテレビドラマロケ地となった佐賀県武雄市。「いで湯と陶芸の里」として知られる人口約5万人の小さなまちには、ドラマに負けない「がばい(すごい)ばあちゃん」7人組がいる。昨年末、「うれしか 楽しか ちゃーがつか」の曲でCDデビューも果たしたおばあちゃんグループ「GABBA(ガバ)」だ。

 最年少でも62歳、最高齢は91歳という7人は、デビュー曲をひっさげ、月十数回のステージをこなす。ハンセン病施設、幼稚園、市長会、農協の集会など行き先はさまざまだが、7人の愛(あい)嬌(きよう)ある歌とダンスは好評だ。

 《なんでんかんでん(なんでもかんでも)武雄 なんでんかんでん だんご 温泉》

 町の名産をPRする歌詞は、市長の樋渡啓祐(38)の手による。

 「年取った人が元気なところは町も元気。これだけ(7人)寄れば笑うから、ますます元気になる」。そう語る栄子は、7人組のリーダーとして、武雄市応援団長を自任する。

 「かっぱきみちゃん」の愛称で呼ばれるキミエは、漬物加工所「かっぱの里」の代表でもある。「明日ステージがあると思うと、仕事がはかどるとよ」

 「夢は紅白歌合戦出場」という80代の笑顔は、今が満開だ。

■ ■ ■
     

 昨年1月、ドラマのヒットを観光PRにつなげようと、樋渡が市内のがばいばあちゃんを招集したのが始まりだった。

 「当時の武雄は隣接する2町と合併して1年足らず。手を取り合って新市を作ろうという意味を込め、旧3市町から均等におばあちゃんを集めました」。同市佐賀のがばいばあちゃん課の犬塚浩之(30)は、そう解説する。

これまでの【街物語】はこちら

このニュースの写真

がばいばあちゃん7人組の「GABBA」(ガバ)。佐賀県武雄市の観光ポスターに使われた写真がこれだ。(武雄市観光課提供)
そろいの振り付けを練習するリーダーの永松栄子さん(左)とメンバーの石橋キミエさん
そろいの振り付けを練習するリーダーの永松栄子さん(左)とメンバーの石橋キミエさん
リーダー永松栄子さん
メンバーの石橋キミエさん
CDデビューを記念して記者会見まで行った(武雄市観光課提供)
武雄温泉のシンボル「楼門」の前に集合(武雄市観光課提供)
CDデビューを記念して行ったライブの様子(武雄市観光課提供)
1300年の歴史を持つ良質な弱アルカリ単純泉だ
国の天然記念物にもなっている「川古の大楠」。全国第5位の巨木という
「がばいばあちゃん」のロケ地。右奥のかやぶき屋根の家は、「がばいあばあちゃんの家」としてロケ用に作られた
「がばいばあちゃん」のロケ地。がばいばあちゃんが川に流れてくるものをひっかけるシーンなどが撮影された
「いで湯と陶芸のふるさと」佐賀県武雄市にある世界一の巨大登り窯、飛龍窯。一度に12万個の湯飲みが焼ける

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。