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行く末心配「くいだおれ太郎は道頓堀の住人や!」
このニュースのトピックス:ディズニー
「60年近くも道頓堀にいるくいだおれ太郎はもう、単なる電気仕掛けの人形じゃない。心を持った道頓堀の住人のように思えるんです」
太郎の今後に思いをはせるのは、大阪市北区のPR会社「伴ピーアール」社長、伴一郎さん(57)。キーホルダーをはじめ、年間400万個以上を売り上げる「くいだおれ」グッズの生みの親だ。
きっかけは、平成2年に大阪で開かれた国際花と緑の博覧会。当時、大阪の物産をPRするブースの広報担当をしていた伴さんは大阪の土産物に魅力がないと感じたという。
大阪をPRする新しい土産物を作りたい。
そう思ったとき目に飛び込んできたのが、強烈な個性を放つ道頓堀の看板たちだった。
「東京ディズニーランドがミッキーマウスなら、大阪・道頓堀のキャラクターは太郎であり、カニやと思った」
「くいだおれ」「かに道楽」「づぼらや」の社長を口説いてキーホルダー作りを開始。「くいだおれ太郎」は、会長の柿木道子さんが、眼鏡の大きさやストライプの線の数までこだわって完成させたという。
伴さんが手がけた看板関連のグッズの中でも、一番人気が「くいだおれ太郎」。
伴さんは「表情が悲しくも楽しくもみえる不思議な表情をしているからかな」と分析する。
閉店発表以降、グッズは飛ぶように売れているといい、売り上げは閉店の発表前に比べて5倍以上になった。伴さんは「くいだおれさんと相談して、還暦祝いの赤いチャンチャンコ姿の太郎のキーホルダーを準備中です。楽しくフィナーレを飾ってあげたい」と話していた。






