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くいだおれ“閉店発表”の初週末「やっぱりこの場所にいて」
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大阪・道頓堀の大型食堂「大阪名物くいだおれ」が閉店を発表してから初めての週末となった12日、同店には名残を惜しむ人が押し寄せた。名物看板の「くいだおれ太郎」は、兵庫県香美町や大阪の観光名所・通天閣を運営する「通天閣観光」が買い取りを打診するなど“ラブコール”が殺到。ただ、行く末はまだ未定で、集まった人は「道頓堀にいてこそのくいだおれ太郎。できればこの場所に居続けて」と話していた。
同店前にはこの日、開店の午前11時を待ちきれず多くの観光客らが集まった。
午前9時半ごろ、開店準備のため「くいだおれ太郎」が玄関に現れると、カメラを手にした観光客らがどっと押し寄せ、横浜市から来た病院職員、山中みゆきさん(42)は「名物がなくなるなんて寂しい。いっぱい写真を撮って帰ります」と話していた。
太郎の買い取りについては、創業者の故・山田六郎氏の出身地、兵庫県香美町が11日に誘致に名乗りをあげたほか、通天閣観光も打診。大東市の無職、坂根康宣さん(64)は「道頓堀の顔として知られているのだから、ここが一番活躍できる場所のはず」と話すなど、地元大阪の人たちからは「流出」を危惧(きぐ)する声が聞かれた。
ほかにも個人や企業などから買い取りに関する問い合わせのメールなどが相次いでいるといい、おかみで会長の柿木道子さんは「数え切れないぐらい提案をいただいているが、今は忙しくて目を通す時間もないほど。閉店する7月までに考えたい」と話している。



