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「花魁道中」地元の手で12日に開催 江戸・吉原の伝統文化守ろう!  (1/2ページ)

2008.4.11 09:01
このニュースのトピックス伝統芸能
地元在住の女性たちによる花魁道中のリハーサル=6日、東京都台東区地元在住の女性たちによる花魁道中のリハーサル=6日、東京都台東区

 

観光客で再びにぎわう街に

 町歩きなどの“下町ブーム”が続いているが、東京都台東区の馬道(うまみち)地区で12日、地元の住民たちが参加して、かつて吉原遊郭をいろどった「花魁(おいらん)道中」のイベントが行われる。「浅草観音うら 一葉桜まつり」の一環で、これまでもプロの俳優らが演じてきたが、6回目の今年は初の地元手作りとなる。主催する馬道地区町会連合会では、「伝統文化で地域を活性化させ、低迷気味の地元をテナントが進出したくなるような町にしたい」(実行委の細川清事務局長)と意気込んでいる。(佐竹一秀)

 「馬道」はかつて、馬や荷車が行き来した通りで、観音さまで知られる浅草寺の裏手から吉原へお客が通うルートの一つだった。近くに女流作家の樋口一葉が住んだことでも知られる。ここを東西に交差する約800メートルの「一葉桜小松橋通り」で行われる一葉桜まつりは「江戸開府400年」の2003年にスタートし、昨年は3万人以上の観光客らが訪れた。

 昨年までは、かつて吉原で「花魁ショー」を行っていた料亭が役者や花柳界への出演交渉、衣装提供、演技指導などに全面協力していたが、完全撤退し、協力が得られなくなった。

 「誇るべき伝統文化をなくしてはいけない。地元を挙げて守ろう」。実行委の細川事務局長らは、関連業者を訪ね歩き、花魁道中が身に付ける絢爛(けんらん)豪華な衣装や小道具、メークなどの協力を確保した。「地元での継承」にこだわり、出演者も学生、会社員、主婦など10〜20代の地元住民を主体に、18人にお願いした。

 ただし、黒塗りの三枚歯の高いげたを履いて「外八文字」という独特の足の運びで艶と権勢を誇った花魁役だけは、かつてショーに出演していた地元在住の舞台女優が行う。

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地元在住の女性たちによる花魁道中のリハーサル=6日、東京都台東区
2007年の「花魁道中」

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