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【記者ブログ】初講座(3) 池田証志 (1/3ページ)
道路特定財源の騒動に巻き込まれ、リスク・マネジメント講座の話が途中になっていました。しかし、2カ月ほど前の「議長斡旋」はなんだったんでしょうか。議長の権威を失墜させられたにもかかわらず、自・民両党にお願いするだけの議長2人が一番、議長の権威を失墜させていると思います。いっそのこと辞任されてみてはいかがでしょうか。
さて、社団法人「企業研究会」のリスク・マネジメント講座はいよいよ「模擬記者会見」の回を迎えました。参加者が5、6人ずつ1チームになり、不祥事を起こした会社の役員と記者を交互に演じます。その様子をビデオで撮って、レビューします。
設定は、北陸地方の製飯会社。パック入りご飯の製造工程で、製造機器の破損した部品が混入した可能性があることが分かり、自主回収を開始したうえ、社告を打ったものの、時すでに遅し。前日に同ご飯を食べた女児が喉を切って死んでしまい、司法解剖をすることに。さらに、問い合わせをしてきた母親への対応のまずさから、知り合いの新聞記者に通報され、取材の申し込みを受けるというもの。
個別取材は受けずに記者会見を開くのは、特ダネを狙う記者的には困ったことだと思いますが、今どきはネットニュースもあるので、「同社は取材に応じなかった」と付け加えて分かっている範囲で記事を配信し、社としてはそれを特ダネ扱いにするというのが、今後のスタンダードになっていくことになるのでしょう。
模擬記者会見は、参加者が、社長、専務、東京支社長、工場長、広報担当の役を演じ、頭を下げて謝罪するところから始まります。
最初のポイントは、だれに何を謝罪するか、です。
Aチームは、「消費者に不安を与えたことをお詫びする」、Bチームは「初動体制の悪さをお詫びし、女児が亡くなられたことについてはお詫びでなく哀悼の意を表する」ことになりました。