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【遊びの流儀】バレーボール 勝っても負けても笑顔 (1/2ページ)
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「え、負けちゃうの?」
初めて参加した幼稚園のママさんチームがあっさり敗退したとき、主婦の小林博美さん(43)が感じたのは、悔しさよりも戸惑いだったそうだ。
バレーボールは勝つのが当たり前−だったから。競技が盛んな茨城県古河市で小学3年から始めた。小学校のチームは関東大会で優勝。中学校でレギュラーになってからは、新人戦で1敗(それも決勝で)しただけ。負け知らずで全国を制した。厳しい練習と勝利へのこだわり。引退後も長い間、ママさんバレーを「ちょっと違うかな」と思っていたのも無理はない。
それが、娘の幼稚園で「やってみない?」と誘われた。昔取った杵柄。「なんだ、やってたんじゃないって言われました(笑)」。仲間はほとんど初心者だったから即レギュラー。「週に1回、キャーとかワーとか言いながらやるのが楽しくて」、娘が卒園してからもOBとしてプレー。3年ほど前からはクラブチームに移籍して、ちょっと真剣に取り組んでいる。
「体力は落ちてますけど、ネット際のプレーとか、少しずつできるようになってくることも、まだあります」
ポジションはセッター。6人制と違って、9人制はアタックもなかなか決まらない。練習試合を拝見したけど、拾って、つないで、また上げて…。ズバッと決まったときより、難しい球をつないだときのほうが歓声や拍手が大きい感じ。
「おごりたかぶってた中学時代と比べると、ああ、こういう楽しみもあるんだなって思えますね」

