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【近ごろ都に流行るもの】実年齢で輝くオシャレに共感 (1/2ページ)
西洋の熟女に比べ、キレイに歳(とし)を重ねるのが苦手と思われていた日本女性に対し、「実年齢での美しさを表現しよう」との提案が活発化している。
東京・伊勢丹新宿店の化粧品売り場。50代後半〜60代をターゲットに、3月5日オープンした新ブランド「CHICCA(キッカ)」のカウンターで目を引くのは銀髪美人のパネルだ。白髪のモデル起用は前代未聞。シワもあえて写し込まれている。「若い人が多い化粧品売り場に気後れしていた方も、ここではフルメークをして帰っていきます」と美容部員。
年齢を隠さず堂々としているのにオシャレでキュート。このイメージパネルこそがブランドの象徴だ。
ブランドクリエイターの吉川康雄さん(49)は「マダムと呼べる女性が日本に少ないのは、日本社会に歳を重ねた女性へのリスペクトが欠けていたからでは。彼女らにトレンドメークを提案する化粧品もなかった。日本のシニア女性はお化粧でもっとセクシーになれる。彼女たちのメークへのトキメキ感に再び火を付けて、ポジティブに歳を重ねるニッポンマダムを応援したい」。
吉川さんはニューヨーク在住の有名メーキャップアーティスト。欧米の大女優や政治家の風格ある美を引き出してきた手腕を商品に注ぎこんだ。油分と顔料だけで艶を出すファンデーション(1万500円)や華やかに目元を引き上げるアイライナーが主力商品。
大阪・梅田の阪急百貨店でも同時開店し、初日は両店合わせ計画比140%を売り上げるなど出足好調で、展開するカネボウ化粧品では、2店舗で初年度売り上げ4億円を目指す。
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ずどーんとした服にドタ靴で無言の「女捨てました」宣言。かたや、ギャル服姿で「娘と姉妹に見られるの」の自慢が痛々しい。
そんな光景が多々ある日本で、「女性のありのままの年齢を輝きに変える」ファッションビジネスを立ち上げたのが、「ドゥ・クラッセ」の林恵子社長(49)だ。米国大手通販ランズエンドの日本社長から転身し、昨年10月に通販カタログを創刊した。ファッション業界などで活躍する女友達8人も参画。会員約5000人と共感を広げている。