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さよなら三木鉄道 兵庫のローカル線、31日を最後に廃止 (1/2ページ)
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ノコギリなど金物の全国有数の生産地として知られる兵庫県三木市の三木駅と加古川市の厄神駅間(約6・6キロ)を約13分で結ぶ第三セクターの三木鉄道が31日夜、92年の歴史に幕を下ろす。最後の雄姿を見ようと、沿線にはカメラを持った多くの鉄道ファンらが連日訪れている。「時代遅れ」と言われながらも地元の人々に愛されてきたローカル線の「廃線前夜」を追った。
人気急上昇
3月最後の土曜日となった29日、三木鉄道は普段の10倍ほどの約3300人の乗客でにぎわった。
三木駅のホームには「ありがとう三木鉄道」と書かれた特製のヘッドマークをつけた車両にカメラのフラッシュが光る。往復500円の記念切符は1日で400枚以上を売り上げた。
「もっと前からいっぱいの人が来れば廃止にならなかったのに」。沿線に住む小学3年、田村心愛(ここあ)ちゃん(9)は、訪れる鉄道ファンを前にそう漏らした。
92年の歴史
三木鉄道は大正5年、山林から切り出した木材や山間部の人々を都市部へ運ぶため「播州鉄道」として一部が開通し翌年、全線が全通した。その後、国鉄へ移管されたが、貨物輸送の主役は鉄道からトラックへ。貨物営業は廃止され、昭和60年に国鉄からの経営分離で第三セクターの三木鉄道が発足した。
利用客減少の中、同社は新型車両を導入して新駅も建設したが抜本的な経営改善とならなず、平成18年の三木市長選で廃線を公約に掲げた藪本吉秀市長が当選。昨年10月、正式に廃線が決まった。4月1日からは、同市の補助を受けた神姫バス(姫路市)が線路に平行して代替バスを走らせる。









