ニュース: 生活 RSS feed
【もてなしの心】琴平花壇 「こんぴらさんの門前町、森鴎外ら文豪も愛した宿」 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:年末・年始
昔と変わらぬ宿泊がある一方で、社員旅行や老人会など団体客は10年ほど前から減り、代わって最近は車1台に乗車できる2〜5人の小人数の旅行者が増えた。
嗜好(しこう)が多様化する現代。より旅館を知ってもらおうと、昨年9月からブログを始めた。文章に写真を添え、紅葉や訪れたメジロなど庭の様子や周辺のイベントを紹介。「ブログをみたよ」と訪れる宿泊客もいる。
大切にしているのは、食事を出す際などの「石段を上るのが大変でね」「お疲れさまでした」などの何気ない会話。帰り際に「楽しかった。また来ます」と言ってもらえるのが何よりうれしいという。
春は桜、初夏はサツキと庭が最も華やぐ季節。三好さんは、開花とともに「一生に一度は−」と、こんぴら参りに訪れる旅人を心からのもてなしで迎える。
■琴平町 慶安元(1648)年、江戸幕府から、金刀比羅宮が朱印地として認められるなど門前町として発展。周辺には観光名所として、27・6メートルの高さを誇る「高燈籠」や金倉川にかかる橋脚のない「鞘橋」がある。また、天保6(1835)年に建てられた「金丸座」は、現存する日本最古の芝居小屋で、毎年春に全国から多くの歌舞伎ファンが集まる。


