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鳥取・大山をオオヤマザクラの名所に 住民グループが植樹
大山の玄関口、鳥取県伯耆町の観光施設周辺に桜並木をつくろうと、地元の住民グループが苗木の植樹に乗り出した。植えるのは、大山が自生の南限とされるオオヤマザクラ(エゾヤマザクラ)。11月に、ふもとを走る県道沿いに250本の苗木を追加植樹する予定で、数年後には全国から観光客を集めるような「桜ロード」を出現させたいという。
計画を進めているのは大山でブナ林再生プロジェクトに取り組む「大山横手道上ブナを育成する会」(会長、住田圭成・伯耆町長)と地元、丸山生産森林組合(奥田英雄組合長)のメンバー。
「育成する会」の吉岡淳一事務局長が昨年春、ブナにまじって咲くオオヤマザクラを発見。「ここに自生しているのなら、本格的に植えてみては」と、同会顧問の橋詰隼人・鳥取大名誉教授にアドバイスされて仲間に協力を呼びかけた。「人が集まれば地元振興にもつながる」と地元企業から寄付も集まった。
オオヤマザクラは北海道や東北など寒冷地に分布、花びらは鮮やかなピンク色で、ソメイヨシノより1カ月ほど開花が遅い。大山は、剣山(徳島県)とともに自生の南限地とされている。
NHKの朝の連ドラ「どんど晴れ」で、岩手県の小岩井の「一本桜」が取り上げられて人気を呼び、苗木は品薄気味だったが、大山町内の造園業者から5〜6年生の苗木15本を購入。町観光インフォメーションセンターのある「大山ガーデンプレイス」周辺に植樹した。来月20日ごろから咲き始める。
育成する会と森林組合は共同で宝くじ助成金を申請中で、11月にも助成金を受け、3年生の苗250本を大山ガーデンプレイスから大山町に伸びる県道沿いに植える。
吉岡事務局長は「4、5本植えてみないかと持ちかけたら次々と支援の声があがり、桜ロード構想に発展した。管理は大変だが、地元の人と協力して続けたい」と、名所づくりに熱意をみせている。

