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【停車場ストーリー】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線・大洗駅 潮騒の自然を抜けるディーゼル車 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:停車場ストーリー
茨城県の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は、水戸市の水戸駅から鹿嶋市の鹿島サッカースタジアム駅を結ぶ第三セクターの鉄道。もともとは、鹿島臨海工業地帯への物資輸送のため旧国鉄や県、進出企業の共同出資で設立された貨物専業鉄道で、昭和45年に北鹿島駅(現鹿島サッカースタジアム駅)−奥野谷浜駅間が開業した。その後、国鉄の財政悪化で開業が危ぶまれた北鹿島−水戸駅間を引き受け、昭和60年に大洗鹿島線の全線が開通した。
ディーゼル運転で、しかも全路線53キロが単線の大洗鹿島線だが、特急列車の運行も想定して建設されただけあって、設備は高規格で近代的。水戸駅付近にJRが設置した2カ所以外は踏切もゼロで、大部分が高架化。車窓から望むのどかな田園の風景に、気持ちも癒やされる。
鹿島灘沿いを走る沿線には観光地も数多く、水戸駅から3つ目の駅が大洗駅。ホームに降り立つと、静かな街並みが広がるが、少し足を伸ばせば日本有数の海水浴場「大洗サンビーチ」や、県最大の水族館「アクアワールド・大洗」、良港として名高い「大洗港」など、見どころがめじろ押しだ。
大洗駅でしか買えない名物もある。年間30万〜40万個の弁当を製造する名店「お弁当の万年屋」(大洗町)が作る、地元産の海の幸をふんだんに盛り込んだ4種類の駅弁だ。パッケージやコンセプトに地元民話や伝承を取り入れた駅弁は、他県からの問い合わせも絶えない人気商品。
1番人気はタコの炊き込みご飯に厚切りのタコ足を豪快に乗せた「三浜(さんぴん)たこめし」( 750円)。香り豊かな味わいと、抜群の歯応えが楽しめる。タコの絵描き歌が描かれた包み紙もかわいい。













