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【停車場ストーリー】西武新宿線・航空公園駅 空への熱い魂宿る発祥の地 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:停車場ストーリー
日本の“航空発祥の地”として知られる埼玉県所沢市。航空公園駅は、その玄関口として昭和62年5月に誕生した。西武鉄道が運営する駅としては平成6年開業の練馬高野台駅(東京都練馬区)に次いで2番目に新しいが、「関東の駅百選」に選ばれるなど、大空を目指した先人たちのロマンに触れる貴重な場所として、注目を集めている。(動画はこちら)
下車してすぐに目に飛び込んでくるのは、全日空の好意で寄贈されたという全長約26メートルの国産旅客機「YS−11型機」。その先に、所沢飛行場跡地に造られた広大な所沢航空記念公園が広がる。
明治44(1911)年4月5日早朝。この場所にあった飛行場で、徳川好敏大尉の操縦するフランス製複葉機「アンリ・ファルマン」が空を飛んだ。高度10メートル、飛行距離 800メートル、飛行時間1分20秒−。ライト兄弟の初飛行から8年後、日本最初の飛行場での初飛行だった。
駅舎は「アンリ・ファルマン」をイメージ。東口正面の時計の針はプロペラを模しており、至るところに航空発祥の街の“主張”を見せる。
飛行場には飛行機の製造所のほか、学校なども併設され、航空技術者の養成が行われた。日本初の国産軍用機「臨時軍用気球研究会式1号機」(会式1号機)も完成。しかし、飛行練習が頻繁に行われるようになると航空事故も相次ぎ、大正2年3月には、日本人初の航空死亡事故も発生した。だが、果敢な挑戦が止まることはなかった。
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