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バイト経験「買います」 「支援金」アップ 希望時給示せる (2/2ページ)
このニュースのトピックス:就職・転職
サイトを運営するフロムエーキャリア(東京)の伊庭(いば)正康社長は「正社員並みの仕事を担うアルバイトが多いのに、職場が変われば待遇面ではゼロからスタートするのが一般的。美容師、薬剤師、調理師といった資格に限らず、目には見えにくいアルバイト経験が正当に評価されるようになれば若者の就業意欲も高まるはず」と話す。
時給アップにまで踏み込む企業はまだ10社程度だが、将来的には求人全体の2、3割にまで広げたいという。
ミスマッチ防ぐ
一方、携帯電話の位置情報を活用して超短期のアルバイトを仲介する「おてつだいネットワークス」は、求職者自身が希望の時給を提示できる「時給指し値制度」が特徴だ。
企業は以前に雇った人材の技能を6段階で評価する一方、アルバイト側はその評価を次の求職に生かすことができる。さらにアルバイト側は過去に働いた職場の印象を採点し、サイト上で公開。時給は技能などを考慮し、市場原理に従って決定する。
登録者は週に1000件ペースで増えており、運営するロケーションバリュー(東京)の砂川大社長は「高評価が認められて数百円高い時給で採用される人もいれば、『未経験だがなんとしても働きたい』と、あえて低い時給を提示する人もいる。市場原理を導入することで求人側と求職側のマッチング機会はぐんと広がる」と胸を張る。
若年人口の減少でアルバイトの人手不足は顕著になっている。人材紹介サービスを手がけるインテリジェンスによると、5年前に年平均898円だったパート・アルバイトの全国平均時給は今年1月には973円にまで上昇した。一律の時給アップにつながらない新たなキャリア評価方式は、採用コストの高騰に悩む企業にとってもメリットは多く、今後も注目を集めそうだ。

