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堺市がBMW博物館建設へ (1/2ページ)
世界に1台しかないBMWなど堺市が所有するBMW50台を集めた名車博物館の建設を同市が計画していることが19日わかった。民間資本を活用した運営方法を採用する予定で、平成23年春のオープンを目指す。4月から候補地選定など建設に向けて本格的に動き出す。
平成5年、「カメラのドイ」創業者、故土居君雄氏の遺族が50台のBMWを市に寄贈。希少価値から「ヒストリックカー」と呼ばれ、土居氏がドイツの自動車工業技術にあこがれ、集めたコレクション。
寄贈当時の評価額は計3億3300万円。1920〜80年代で、BMW唯一の商用車「F79スリーホイーラー」(33年)▽生産台数1台という特別仕様車「328ウェンドラー」(38年)▽評価額が最も高い4500万円のオープンカー「328ロードスター」(同)▽高級車市場向けに421台製造されたスポーツカー(56年)などが含まれ、ドイツ本国でも“国宝級”と評価され、うち12台は現在も走行が可能という。
ただ問題なのは維持管理。塗装の劣化やさびの問題から大型の屋根付き建物が必要で平成7年、現在の市立学校給食センター調理場を改造した面積約600平方メートルの市泉北倉庫(同市南区)をガレージ代わりに保管している。
維持費用も大型公共施設並み。5〜18年度までの修理費、老朽化するタイヤ交換費、車検費用(4台分)、機械警備費、人件費など維持管理費は約2億9000万円。年間平均費用は2000万円を超える。
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