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【記者ブログ】初講座(1) 池田証志 (1/2ページ)
先週の金曜日、予定通り、リスク・マネジメントのワークショップに参加してきました。私が話す時間は、質疑応答込みで1時間の予定だったのですが、調子に乗って喋りすぎてしまい、途中で時計を見るとすでに1時間を経過していました。その後、強引にまとめましたが、結局、70分くらいかかったようです。先輩記者から、「リハーサルをやった方がいいよ」とアドバイスをいただいていたのですが、ものぐさがたたり、NGでした。
中味的には、まず「社会部記者は他の部署の記者と比べてどのような違いがあるのか」という切り口から、社会部記者が一般企業に勤める大人から見るといかに「子供っぽく」「サディスティック」であるかということを説明しました。少し大げさな表現だったかもしれませんが、社会部記者の習性を理解していただくために、あえて皮肉な言い方をしてみました。
もちろん、このような習性は、新聞社が「社会の木鐸」を生業とする営利企業でもあることが一因でもあります。「社会の木鐸業」という矛盾する存在であるがゆえに、営利だけを追及すれば読者の信頼を失い、社会の木鐸たりえず、営利活動もできなくなるという宿命を負ってもいます。そして、社会の木鐸であるためには、世の中の不条理に対して「物分りのよい優しい大人」であってはならないわけです。
社会部記者は、人間社会の生態系でいうと、「分解者」みたいなものだとずっと思っています。生産、消費に関わるすべてのモノの「灰汁」のようなモノを見つけ出し、新たに再生産してもらうためにとにかく分解します。
そんな気持ちを分かってもらうために、あるエピソードを話しました。