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全盲の男性、札幌で20日にライブ演奏
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エレキギターの演奏をマスターした全盲の男性が、札幌市で20日に開かれる健常者のライブに出演することになり、話題を集めている。3年間で21曲を覚え、ライブではエレキベースとドラムをバックに「春を愛する人」を弾き語りで演奏する。
ライブに出演するのは札幌市北区、細川大介さん(34)。中学生のころからアトピーとぜんそくが悪化し、15年前に右目、6年前に左目が網膜剥離(はくり)になり、光を失った。しかし、障害者施設の会合でカラオケに行き、人気ロックグループのGLAYや矢井田瞳の曲に衝撃を受けた。細川さんは「自分が音楽に挑戦することで、障害を持つ他の人たちにも勇気を持つ素晴らしさを伝えたい」と一念発起し、同市内のギター教室に通い、自宅ではCDに合わせて毎日3時間練習した。
ギター教室の藤森仁先生は「とにかく一生懸命練習する」と評価。楽譜や他の人が演奏している様子を見せることができないため、すべて言葉で教えるが、「耳と記憶力がとてもいいので、覚えが早い」という。
細川さんの夢は、音楽と趣味の鉄道について語れるラジオのディスクジョッキーになること。今は「できることは何でもやる」と貪欲(どんよく)な姿勢を見せる。ライブは20日午後0時半から、札幌市中央区のクラップスホールで開かれる。

