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【もてなしの心】プロ野球選手が宿泊し、神戸牛が楽しめるホテルの3代目女将 (2/2ページ)
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形態は変わったものの、自慢の但馬牛の美味(おい)しさは変わらない。現在も、遠方から人気のすき焼きやステーキを楽しみに宿泊に来る根強い常連のファンも多い。
「竹園」の名前を全国的に有名にしたのは、プロ野球チームの存在。平成7年の阪神大震災の際などを除き、昭和32年からほぼ毎年、シーズン中の宿泊先となっている。
「試合で大変な選手たち。特に相手が何を望んでいるのかを考えなければいけない」
祖母や母も務めた「監督付き」の役割を、いまは岩出さんが担う。「食事は何が好みか」「お酒は何が好きか」。くつろいでもらうためにさまざまなことに気を配る。「それは一般のお客さまをもてなすときに重要なこと。竹園の接客の基本かもしれません」という。
歴代の監督は、祖母や母を「お母さん」と呼んできた。「物心ついたときから遊んでもらっている間柄なので…」と岩出さん。照れながらも「祖母や母から受け継いだ旅館時代の竹園のもてなしを、新しくなったホテルでどう受け継いでいくのかが課題」ときっぱり。そこには“3代目お母さん”の顔があった。
■芦屋市 高級住宅地の代名詞ともなっている阪神間の都市。明治から昭和初期のモダン建築が多く残り、北の六甲山系、南の大阪湾、南北を流れる芦屋川などの自然も豊か。「ホテル竹園芦屋」は1泊朝食付きシングル1万円から。竹園の誇る「特選但馬牛」が食べられるレストランのほか、サウナ付き大浴場もある。予約は電話0797・31・2341へ。