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【明解要解】4月開校 スポーツのエリートアカデミー (1/4ページ)
このニュースのトピックス:少子・高齢化社会
■ジュニアからの英才教育始動
スポーツ界の悲願だったナショナルトレーニングセンター(NTC=東京都北区)が1月に本格稼働し、北京五輪に向けた選手強化で積極的に活用されている。だが、NTCへの期待は選手強化ばかりではない。長期的な視点で日本の競技力を高める3つの事業への期待も高まる。指導者育成を図るナショナルコーチアカデミー、引退後の選手らの生活設計を支援するキャリアアカデミー、そしてジュニア世代を集めて英才教育を行うエリートアカデミーだ。中でもエリートアカデミーはNTCの試金石ともいえる試みとなる。(運動部 金子昌世、西尾美穂子)
エリートアカデミーは寄宿制で一貫指導し、トップ選手を英才教育で育成する事業で、4月から、まず卓球とレスリングで開校する。生活費や学費は日本オリンピック委員会(JOC)が負担。卓球では2001年秋から、各年代別に代表チームを結成し、強化を図っており、今後はNTCを拠点に、英才教育の徹底を図る方針。初年度は男女計6人の中学生でスタートを切る。普段は近隣の中学校に通い、NTCで専任コーチの下で練習し、高校卒業までに日本代表の水準に到達させるのが目標だ。
意思疎通能力やリーダーシップなど、人間的資質を磨くプログラムもあり、前原正浩・日本卓球協会強化本部長は「選手としてだけでなく、世界に通用する人材を育てたい」といい、「強くなるにはこのシステムしかない」と訴える。そこには苦い思いがある。

