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【遊遊楽楽】奈良・高取 歴史ある町に生きる“もてなしの心” (3/4ページ)
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全国から年間約15万人が訪れる同寺。本堂には沢市が使ったとされる「触ると夫婦仲が良くなる」杖があるほか、境内では、目薬や、カエデ科の高木・メグスリノキを使ったお茶などが販売されており、見ているだけでも楽しい。
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一方、山のふもとの土佐街道には、江戸情緒を残した古い町家や旧武家屋敷が約300軒連なっている。大和朝廷の労役で土佐から召された人たちがそのまま住んだことから、その名がついたという。
「この辺りは、城下町であり、壷阪寺の門前町としてもにぎわった。今もかつての風情が色濃く残っています」。地元ボランティアガイドでもある野村さんが話す。
高取は古くから「薬の町」としても知られる。石敷きの街道にある観光案内所「夢創舘(むそうかん)」の裏手にある「くすり資料館」には、昔の薬や道具類などが並んでいた。高取での製薬や薬売りの歴史を紹介する年表も置かれていて、なかなか興味深い。
古い町並みを生かした町おこしを志向する野村さんたちが大切にするのは“もてなしの心”。「住民の顔が見えるもてなしをブランド化し、たくさんの方々に喜んでいただきたい」。3月中は、各町家で飾ったひな人形が見物できる「町家のひなめぐり」も開催されており、「もう1度、ぜひ」と再訪を誓った。
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≪旅のメモ≫
【高取城跡】近鉄大阪阿部野橋駅から特急で約40分、壼阪山駅から土佐街道やハイキングコースを経て徒歩約2時間。別に、壷阪寺前の県道から一部登山道を経て登るルートもあり、同寺からは徒歩約1時間。石垣はほぼすべてが残っているという。






