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Dr.コトー、島にとどまる 離島支え30年
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鹿児島薩摩川内市の下甑(しもこしき)島で30年近く離島医療を支え、人気漫画「Dr.コトー診療所」のモデルになった瀬戸上健二郎医師が、67歳で退職予定だった3月以降も島で診療活動を続けることになり、島民らが8日、感謝祭を開いた。
全国的な医師不足で後継者がなかなか見つからず、同市や島民の強い希望に応えた瀬戸上医師。「楽しくやっていたら、いつの間にか30年たっていた」。離島の医療充実に奮闘してきた歳月をさらりと振り返り「島でみんなと一緒に暮らす中でわたしも世話になってきたからね。まだ使いもんになるし」と継続を決めた理由を話した。「地域が必要とすれば医者は育つはず」と信じ、医療の原点を学ぼうと島を訪れる研修医らを今後も受け入れるという。
瀬戸上医師は昭和53年5月、37歳で旧下甑村の手打診療所に赴任した。村は平成16年、薩摩川内市に合併。その後、同市の条例は定年を70歳から65歳に引き下げたが、瀬戸上医師は既に65歳だったため2年間の経過措置が取られた。9日で67歳になり、退職の予定だった。

