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【鉄道ファン必見】さよなら三木鉄道… ユニーク駅舎やかわいいディーゼルカーも今月で見納め (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ウイークエンド「MSN産経ニュース」
91年間にわたって親しまれてきた兵庫県三木市の第三セクター・三木鉄道(厄神−三木間、6・6キロ)が今月末、姿を消す。大正12年に開業、戦時中の国鉄による買収、国鉄民営化前の三セク化と時代の波に翻弄されながらもしぶとく生き残ってきたが、自動車の普及という社会構造全体の変化についてゆけず、ついに役目を終える鉄道の沿線をカメラを片手に歩いてみると…
三木鉄道の魅力の一つは駅舎のユニークさにあった。プラットフォームと雨よけ屋根だけの小さな新設駅も複数あるが、古くからの駅舎には個性が漂っていて楽しい。
JR加古川線の乗り換え駅で始発の厄神(やくじん)駅の隣の国包(くにかね)駅は、かなりレトロ。コンクリート打ちっ放しで、建物も窓も角が曲線になった優しい形。“モダン建築”風の雰囲気が漂う。
約2・5キロ離れた3つ先の石野駅は、小さな集落の中にあり、木造平屋にスレート屋根の和風建築。窓には木の格子もはまっていて、町家風とも見える。さらに2つ先の別所駅もよく似た造りだが、目の前に小さな祠が鎮座していておもしろい。終着の三木駅は屋根瓦も重々しい純和風で、他の駅と比べて規模も大きく、立派な姿だ。
そんな駅に、小さなディーゼルカーが停車していく。各駅停車の1両列車にオーバーランなど無縁だ。車両は、ファンに人気が高かったレールバスの後継車両として、平成10年以降に導入された富士重工業製。どの駅にも、別れを惜しむ地元の小学生らが寄せ書きをしたのぼりが翻り、狭い車内もファンや地元の人たちで満員だが、乗降客はいない。それが三木鉄道の置かれた現実を物語っていた。































