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愛媛の野間馬、東京へ 在来種最小、上野動物園で公開

2008.3.8 09:25
このニュースのトピックス動物園・水族館
東京・上野動物園で公開される雌の野間馬「えりか」=愛媛県今治市のふれあい公園「野間馬ハイランド」東京・上野動物園で公開される雌の野間馬「えりか」=愛媛県今治市のふれあい公園「野間馬ハイランド」

 小さいけれど頑張り屋の希少な「野間馬」を知って−。愛媛県今治市は、国内で古くから親しまれてきた在来馬のうち、最も小さい種類の野間馬「えりか」(雌、14歳)を4月から、東京の上野動物園に預けて公開してもらうことを決めた。

 上野動物園は、国内で8種類残る在来馬を見直そうと、長野県に多い木曽馬や、鹿児島県のトカラ馬を昨年秋から飼い始めた。

 そのことを新聞で知った野間馬の産地、今治市が専門家を通じて動物園にアピール。野間馬も飼育してもらうことになった。

 日本馬事協会によると、日本の在来馬は約2000頭。古くから農耕や運搬馬として使われた。ほかの7種の体高は130センチ前後だが、野間馬は110センチ前後。小型で丈夫なため、荷物を積み降ろししやすく、昭和30年ごろまで、主に愛媛県内の山間部や島で、急斜面の畑からミカンを運ぶのに使われた。

 一時は10頭未満まで減り、絶滅の危機に直面したが、地元の保存会が保護活動を続け、84頭にまで増えたという。

 今治市のふれあい公園「野間馬ハイランド」の飼育員大沢恵美さん(36)は「野間馬はよくロバに間違われる。えりかはおとなしい性格なので、早く環境に慣れて愛される馬になってほしい」と期待している。

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東京・上野動物園で公開される雌の野間馬「えりか」=愛媛県今治市のふれあい公園「野間馬ハイランド」
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