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【75歳の挑戦 地球の頂点】(1)冒険家の根幹 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
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48年、ネパール王国が学術調査にエベレスト登頂への門戸を開くと、各国の登山隊が初登頂を競い始めた。ヒラリーらの初登頂後は、別ルート、酸素を使用しない無酸素、厳冬期や単独…と、登山家がめざす“サミット”は先鋭化した。
84年2月に北米マッキンリーで消息を絶った植村は、自著『エベレストを越えて』で「エベレストに登頂したという経験は、その人間を幸福にするか不幸にするか」と問いかけ、「私は山といえばエベレストのほかは考えられなくなっている」と告白している。
パラシュートでスピード制御する計画だった三浦のエベレスト滑降は、低圧と乱気流のため、スタート9秒後から滑落。45秒間落ち続け、岩にぶつかって止まった。文字通り命懸けの挑戦は、三浦の心にエベレストの魅力が強烈に刻みこまれた瞬間でもあった。

