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雪見遠足、親にも好評 卒園前の園児、温暖な静岡 (1/2ページ)

2008.3.6 09:43
このニュースのトピックス
富士山のふもとで雪遊びをする子どもたち=静岡県裾野市の「ぐりんぱ」富士山のふもとで雪遊びをする子どもたち=静岡県裾野市の「ぐりんぱ」

 太平洋に面し温暖な気候の静岡県。雪が降らない沿岸部から毎年1〜2月、卒園を前に園児らが富士山のすそ野へ「雪見遠足」に行く。小学校から始まった静岡独特のこの行事は、ゆとり教育導入の影響で小学校ではほとんどなくなり、今は保育園や幼稚園が主流。子供と過ごす時間が少ない親にも人気だ。

 ▽歓声

 「雪だー」。1月下旬、静岡市の保育園の子供たち34人と保護者らを乗せたバスが富士山すそ野のレジャー施設「ぐりんぱ」=静岡県裾野市=に到着すると、子供たちは窓の外一面の白い雪に歓声を上げた。

 静岡市のことし1月の平均気温は6・5度。雪遊びは初めてという子供が大半で、大の字になって飛び込んだり、雪合戦をしたりと、約3時間雪まみれになった。

 施設にはシーズン中、約300の保育園や幼稚園から遠足に訪れるという。

 ▽富士の恵み

 雪見遠足が始まったのは1960年代後半。同県三島市の小学校が発祥で、当時教壇に立っていた鈴木進さん(65)は「雪を知らない子供たちに、楽しさを知ってもらうのが目的でした」と懐かしそうに話す。

 ぐりんぱがある標高1000メートル付近でことし1月の平均気温が0度、積雪は50センチ以上になる。富士山は周囲に大きな山もなく、車でアクセスしやすいのも利点だ。「雪見ができるのも富士山のおかげ」と鈴木さん。

 とはいえ「天然雪だけでは足りない」と施設側は打ち明ける。ぐりんぱは12月から2月下旬まで、約1万平方メートルのゲレンデに計約7000トンの人工雪を加える「企業努力」をしているという。

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富士山のふもとで雪遊びをする子どもたち=静岡県裾野市の「ぐりんぱ」
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