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ルーブルで文楽 息飲むパリのファン
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【パリ=亀岡典子】人間国宝、吉田簑助が遣うヒロインお初の切ない美しさにパリの人々は息をのみ、ただただ舞台を見つめ続けた−。パリのルーブル美術館で4日夜(現地時間)、史上初めて文楽公演(BUNRAKU au Mus●(eの上に´) du Louvre ’08実行委員会主催、産経新聞社など後援)が行われ、ガラスのピラミッドの下にあるオーディトリアムホール(約420席)を埋めた超満員の観客を魅了した。
日仏交流150年周年を記念し、ユネスコの「世界無形遺産」に認定されている大阪発祥の伝統芸能・文楽を同美術館で上演することで、日本の文化、関西の文化を世界により広く発信したいと企画された。
演目は近松門左衛門の傑作「曽根崎心中」より、お初と徳兵衛が心中する「天神森の段」。●(=歌記号)この世の名残り、夜も名残り…の名文とともに簑助が遣うお初と桐竹勘十郎が遣う徳兵衛が現れると場内は水を打ったように静まり返り、2人が心中し抱き合ったまま息絶えると、集まったパリ在住の文化人や招待客らの間から、感動の大きな拍手がわき起こった。
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