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幼児用ドリル 苦手なお絵描き1日10分で克服 形と描き順指導 (1/2ページ)
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『1日10分でえがじょうずにかけるほん』(講談社)が発売後2年で90万部に到達し、幼児用知育ドリルとしては異例のヒットとなっている。画家の秋山風三郎さんが、子供にも形のとらえ方がよく分かるよう、さまざまな物や生き物を丸・三角・四角の組み合わせで表現し、描き順とともに指導している。この春には玩具メーカー2社がゲーム版を発売するなど人気に拍車がかかっている。(田辺裕晶)
秋山さんは4年前、幼稚園に通う5歳の息子が持ち帰った“絵”に言葉を失った。きれいに縁取られた画用紙にはクレヨンで引いた線が1本。「これは何?」と尋ねると、答えは「お母さんの顔」。心配になって、ほかの題材なら描けるか試してみたが、手が動かない。単純化したお手本を与えてみても、うまくできない。「物の形をとらえられず、どこから描き始めていいか分からなかったんです」
そこで形を丸・三角・四角の形に分解して、描く順番も指示してみた。例えば「てんとうむし」の場合、(1)体を丸く描く(2)頭と羽の線を描く(3)目と羽の模様を描く(4)足を描く(5)好きな色で塗る−という具合だ。息子はみるみるコツをつかみ、上手に描けるようになった。

