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【パーティー鑑賞】正論大賞贈呈式「ニーチェと小林秀雄から…」 (1/3ページ)
「評論にあたり、ニーチェと小林秀雄から大きな影響を受けた」−。言論活動で傑出した個人や団体に贈られる第23回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の贈呈式が21日、東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂で行われ、大賞を受賞した京都大学教授の佐伯啓思氏(58)と、第8回「正論新風賞」を受賞した文芸評論家の新保祐司氏(54)の2人とも、青春時代に影響を受けた思想家として、ニーチェと小林秀雄を挙げた。
正論大賞の前回受賞者は『東大落城−安田講堂攻防72時間』の著書がある佐々淳行氏。今回の受賞者の佐伯氏は昭和44年の東大安田講堂事件のときに東京大学の学生だったことから、佐々氏に対し、「われわれとは犬猿の仲。でも全共闘ではなかったから迷惑をかけませんでした」。これに対し、乾杯の音頭をとった佐々氏が「当時の東大経済学部はマルクス経済全盛。その中でまっすぐ育った佐伯さんはすごい」とエールを送るなど、場内の爆笑を買う一幕もあった。
一方、「特別賞」を受賞した作詞家・作家の故阿久悠氏の長男、深田太郎氏は「父が和田アキ子さんに書いた『あの鐘を鳴らすのはあなた』の“あなた”とは誰かという問いに対し、自分にとって父そのものであるということを、失ってから僕は気付きました」と振り返り、「歌や言葉たちがこれからも世代を超えて伝達されていくことを望んでいます」と結んだ。
■佐伯氏のあいさつ
昨年12月の産経新聞紙上で佐々淳行先生から過分な言葉をいただきました。実は、私は昭和43年に大学(東京大学経済学部)に入学しまして、その次の年が安田講堂事件です。その当時の学生は佐々先生とは全く…(場内笑い)、お互いににらみ合う世界でした(笑い)。犬猿の仲でありました(笑い)。ただ私は幸か不幸か全共闘ではありませんでしたので、それほど大きなご迷惑をかけなかったと思います(場内大爆笑)。


